読書
辻村深月さんの作品3冊とムック本を読んだのでその感想を書く。どの本も出会えてよかった。
はじめに 2023年最初に読み終わった本は東野圭吾「透明な螺旋」だった。 透明な螺旋 作者:東野 圭吾 文藝春秋 Amazon 映画「沈黙のパレード」の公開に合わせてガリレオシリーズを読み直していた。スピードが間に合わず、まだ「真夏の方程式」と「虚像の道化…
朝が来る 朝が来る (文春文庫) 作者:辻村 深月 発売日: 2018/09/04 メディア: Kindle版 はじめに 映画化された「朝が来る」を読んだ。辻村さんの作品なので内容がどうであってもいつかは読むものだとは思っていた。映画化されるにあたり、特別養子縁組がテー…
君の膵臓をたべたい 君の膵臓をたべたい (双葉文庫) 作者:住野よる 発売日: 2017/04/27 メディア: Kindle版 はじめに 話題となっていた「君の膵臓をたべたい」を読んだ。実写映画化の評判がよく、自分も映画を観たいと思っていたのでまずは原作を読んでみた。…
ベルリンは晴れているか 作 深緑野分 感想 読み終わるのに4か月もかかってしまった。第2次世界大戦のことをよく知らないからか、終盤になるまでなかなか読み進められることができず、読みたいという気持ちにもなれなかった。 内容としてはベルリンから見た戦…
容疑者Xの献身 作 東野圭吾 感想
はじめに 自分を取り巻く環境が変わり、改めて今後時間をどのように使って過ごしていくか、どのように学んでいくかを考えていきたいと思い、「神・時間術」「アウトプット大全」「インプット大全」を読むことにした。「神・時間術」については前回読んだのが…
湿地 作 アーナルデュル・インドリダソン はじめに 北欧のミステリー小説。なぜこの本を知ったのかも忘れたけど、何となく読みたいと思っていた本。2019年のやりたいことリストにも「『湿地』を読む」と書いていたので11月にきちんと読んだ。 感想
はじめに 2020年になってからだいぶ経ってしまったが、今年読みたいと思っている本を記載する。今年はエンターテイメント寄りよりも「文学」を読みたいと思ったので、文学を中心にリストにしてみた。文学とは、と言われるとよく分からないけど…。 読みたい本
ある男 作 平野啓一郎 はじめに 「マチネの終わりに」が面白かったので、また平野さんの本を読みたいと思い、「ある男」を読んだ。こちらも間違いなく自分の好きな本で、読むことができてよかったと思う。 感想
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え 幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えII 作 岸見一郎 古賀史健 はじめに 1年ぶりに「嫌われる勇気」を読んだ。初めてこの本を読んだとき、とても衝撃を受けた。「変わらないといけない」とここま…
普段から時間がなくてやりたいことができないと言うことが多い。一方で、自分より忙しいのかそうでないかは分からないけど、やりたいことをたくさんやっている人がいる。不思議だと感じつつ、人に聞いてみると「時間は自分で作り出すもの」と言われる。そう…
凍りのくじら 作 辻村深月 感想 「スロウハイツの神様」を読んだ後に読んだ。だいたい辻村作品の最初に読むと言われている。この本も読んで良かったと思えた。 理帆子の考えの一部に共感を覚えたけど、残りは他人に対してそこまで思うなんて少しひどいなと思…
マチネの終わりに 作 平野啓一郎 はじめに 11月に福山雅治×石田ゆり子で映画化ということで映画を見に行きたいなと思い、その前に原作を読んだ。映画情報から40代の大人の恋愛みたいに思っていたけど、そうといえばそうだし、違うといえば違う感じだった。 …
映画ドラえもん のび太の月面探査記 (2019) 原作 藤子・F・不二雄 監督 八鍬新之介 脚本 辻村深月 はじめに 好きなドラえもんの映画の脚本が辻村深月さんという驚きがあり、今年も絶対見に行くぞという気持ちになっていた映画ドラえもん。公開一か月前に小説…
傷だらけのカミーユ 作 ピエール・ルメートル はじめに ヴェルーヴェン警部シリーズの最終作「傷だらけのカミーユ」を読んだ。 感想
スロウハイツの神様 作 辻村深月 はじめに 「ドラえもん のび太の月面探査記」が面白かったので、せっかくだから辻村作品を読んでみようと思い、この本に決めた。どうやら辻村作品には読む順番があるようで、これがいいみたいだったので、これを読み始めた(…
はじめに 樺沢紫苑著の本を3冊「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術」「ムダにならない勉強法」「読んだら忘れない読書術」を読んだ。きっかけは時間管理について知りたくて「神・時間術」を読んだこと。今までこういう本を知ってはいてもなか…
その女アレックス 作 ピエール・ルメートル はじめに 以前、「悲しみのイレーヌ」を読んで面白かったのでその続きとなる作品「その女アレックス」を読んだ。こちらもとてもよかった。他の人の感想を読むと、読んだ順番によって受け取り方が違うようでまたそ…
悲しみのイレーヌ 作 ピエール・ルメートル はじめに 以前からルメートルの作品を読みたいと思っていて本屋に立ち寄って購入した。「悲しみのイレーヌ」のほかに「その女アレックス」「傷だらけのカミーユ」があって一番最初に書かれた作品から読みたいと思…
はじめに シャーロック・ホームズシリーズを読んだ。読むきっかけとなったのはやはり「名探偵コナン」から。登場人物の名前もあるが、一番大きかったのは映画「ベイカー街の亡霊」である。この映画が気に入ってシャーロック・ホームズについて知りたくなった…
「嫌われる勇気」 自己啓発の源流「アドラー」の教え 作 岸見一郎 古賀史健 感想
「若きウェルテルの悩み」 作 ゲーテ 感想
「変身」 フランツ・カフカ 最後のほうにかけてとてもこわかった。家族であるからこそグレゴールに対してそうなってしまうのかなと思った。 グレゴールの変化から家族の外見的な変化、そして心の変化を読めたところが興味深かった。初めは父親も妹も働いてい…