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映画「大誘拐 RAINBOW KIDS」

映画

先日、岡本喜八監督「大誘拐 RAINBOW KIDS」を鑑賞しました。岡本監督作品は初鑑賞でした。とても面白かったのですが、感想を少しでも書こうとするとネタバレになってしまう気がするので、ここにでもメモしておきます。以下、ネタバレ等ありますのでご注意してください。

 大誘拐 RAINBOW KIDS (1991)

監督

岡本喜八

原作

天藤真

脚本

岡本喜八

キャスト

柳川とし子(刀自):北林谷栄

戸並健次(雷):風間トオル

秋葉正義(風):内田勝

三宅平太(雨):西川弘志

井狩大五郎:緒形拳

柳川国二郎:神山繁

柳川可奈子:水野久美

柳川大作:岸辺一徳

柳川英子:田村奈巳

吉村紀美:松永麗子

邦子:岡本真実

安西(柳川家の運転手):奥村公廷

串田(柳川家の使用人):天本英世

高野:本田博太郎

佐久間:竜雷太

「東京」:嶋田久作

古参刑事:常田富士男

鎌田:橋本功

中村くら:樹木希林

長沼チーフアナ:松澤一之

和歌山放送社長:藤木悠

WTV放送局長:上田耕一

WTV社長:中谷一郎

警官:山本廉

警官:大木正司

解説

「独立愚連隊」「ジャズ大名」の岡本喜八監督が、3人組の若者に誘拐された老女が、それを逆手に若者たちを手玉にとって事件に関わる人々を翻弄するさまを描いた痛快コメディ。ある夏の日。大富豪の老女が3人の若者グループによって誘拐される。誘拐の報に、老女を生涯最大の恩人と慕う凄腕の警部が捜査に乗り出す。一方、誘拐犯が要求しようとしていた身代金が5千万と知った老女は激昂、百億にしろと言い放ち、3人を従え、自ら身代金強奪の指揮をとり始め る……。主演の北林谷栄が快活で人間味あふれる老女を好演、この年の映画賞を総ナメした。 

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=151308

感想

とにかく出演者全員が愛おしいです。そして北林さん演じるおばあちゃんがかわいくてかっこいいです。

まず、誘拐されるときのおばあちゃんの落ち着き方が面白かったです。3人組と話すことで紀美さんを誘拐せずにおばあちゃんだけを誘拐するのですが、そこへ持っていく過程が好きでした。3人組がどうしようもなくて、結局おばあちゃんの話に納得してしまうのが楽しかったです。

そこから、アジトのことや車のことなどを指摘されて元女中頭だったくーちゃんの家に行くことにします。くーちゃんの家を新しいアジトとするわけですが、ここでは身代金の額を決めます。おばあちゃんが3人組に尋ねると「5千万」と答えます。そこからおばあちゃんの表情が変えて怒ります。それまでは北林さんは演技ではなく素なのかなと思ったのですが、ここではすごい演技力でした。

その後はおばあちゃんが3人組を手玉にとって無事に百億円を手に入れます。どのように手に入れるのかは省略しますが、結果的に誰も傷つきません。そこもよかったなと思いました。

そして、最初の方の何てことのないところに伏線があります。これには驚きでした。意外と深かったです。

個人的には今現在も活躍されている方の若いときを見ることができたのでうれしかったです。特に岸辺一徳さんや本田博太郎さん。本田さんは相変わらずかっこよかったです。また緒形拳さん。自分のイメージしている緒形さんと顔が違っていたので最初は気づかなかったです(笑)。ですがやはり存在感がすごかったです。楽しいメルヘンでした。実は3人組の演技はひどいんです。ですが、原作と脚本がいいからかさほど気にならなかったです。

「あ…今日もお山がきれいや…」

おわりに

感想がうまく書けませんでした。これから頑張ります、たぶん。

調べていたらよく比較されているのが黒澤明監督の「天国と地獄」。機会があれば鑑賞したいと思います。

大誘拐」の原作もとても気になりました。

大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫)

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