映画「太陽」 (2016)
監督・脚本
入江悠
原作・脚本
前川知大
はじめに
戯曲「太陽」を映画化ということで観に行きました。劇団イキウメの前川さん、最近名前を知ったばかりなのですが、スーパー歌舞伎「空ヲ刻ム者」で作・演出したとか。行きたかったな!(そのころは歌舞伎に興味がなかったけど)
観に行くうえで1番注意して見ていたところは(宣伝目的以外で)「映画化した意味」です。
具体的には
- 舞台で表現できない世界観を表現できているか
ということです(1個しか出てこなかった。箇条書きにした意味がない…)。当然、舞台では板の上で演じることしかできないので、観る側の想像が世界観を表現する上で大きく関わってくると思います。一方、映画だったら観ている側とそうでない側が世界観を共有できると思っています。小説でいうところの100人読んだら100通りの主人公の顔がある、みたいな感じです。