嫌われる勇気
幸せになる勇気
作
岸見一郎 古賀史健
はじめに
1年ぶりに「嫌われる勇気」を読んだ。初めてこの本を読んだとき、とても衝撃を受けた。「変わらないといけない」とここまで強く思えた本は初めてだった。考え方が少しずつ変わってきていい方向に進んでいると思っていた。
しかし「嫌われる勇気」を読んで衝撃を受けた割にはアドラー心理学とは?と聞かれても全く答えられそうもないなと感じ、再び本を読むことにした。
普段から時間がなくてやりたいことができないと言うことが多い。一方で、自分より忙しいのかそうでないかは分からないけど、やりたいことをたくさんやっている人がいる。不思議だと感じつつ、人に聞いてみると「時間は自分で作り出すもの」と言われる。そう言われて睡眠時間を削った。でもうまくいかなかった。一番やりたいこと・やらなければならないことをする時間を作り、いわゆる遊びの時間を我慢した。
・・・いつになったら、「いつか」やりたいと思っていること・遊ぶ時間を作ることができるんだろう。
そう思っている中で「時間術」の本を手に取った。
1冊の本を読み始めたことで何冊か関連する本を読み、少しテーマが違っている本でも自分の生活・習慣に取り入れられそうなものは参考にした。本記事では本を参考に、実践していることを記載している。
続きを読む作
「スロウハイツの神様」を読んだ後に読んだ。だいたい辻村作品の最初に読むと言われている。この本も読んで良かったと思えた。
理帆子の考えの一部に共感を覚えたけど、残りは他人に対してそこまで思うなんて少しひどいなと思いながら読み進めた。若尾に関しては最初はそれなりにいる人で理帆子にそこまで言われることもないのではと思ったけど、だんだん恐ろしさを感じてしまうような人だった。というか気持ち悪い…。
別所あきらについてもそんな高校生いるかなと感じてしまったけど、最後になるほど、となった。
そして最後まで読んでこれは少し・不思議な話だと気付いた。思えば最初からそんな風に思えるところがあったなと思い、やられたような気持ちになった。
作
一言で言えばいい話だった。
中学生の狭い世界だからこそ作り出せる話。そして中学生が感じる狭い世界だけではなく別の世界があるということを教えてくれる。
この本もすごくページ数が多くて読むのが大変そうだなと思うけど、途中から続きが気になってどんどん読めるようになる。今回の「かがみの孤城」は長い話だけど、登場人物に無駄がない。そしてラストは感動した。
中学生たちのこれからについては書かれていないけど、未来は明るいといいなと思えるいい話だった。