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アーナルデュル・インドリダソン「湿地」

湿地

アーナルデュル・インドリダソン

はじめに

北欧のミステリー小説。なぜこの本を知ったのかも忘れたけど、何となく読みたいと思っていた本。2019年のやりたいことリストにも「『湿地』を読む」と書いていたので11月にきちんと読んだ。

感想

読み進めていく中で雨がよく降るなと感じていた。
それが湿地に関係しており、このことがきっかけで事件が解決されていくのは面白かった。

エーレンデュルは優秀な警察犯罪捜査官なのかはよく分からなかったけど、意外とエーレンデュルの予想通りの結果になっていて、捜査が淡々と進んでいったように思う。

主人公以外の同僚はどんな人でどのような性格なのかは全く分からなかった。この部分は面白みに欠けていて、あまり印象に残らなかった。

描写はそれほど残虐でなかったし、ページ数が少なくて読みやすかった。

おわりに

初の北欧ミステリー小説だったけど、意外と読みやすかった。純粋に興味を持った小説を読むのもいいなと感じた。