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映画「マチネの終わりに」

マチネの終わりに (2019)

原作

平野啓一郎

監督

西谷弘

はじめに

福山雅治×石田ゆり子で映画化ということで劇場鑑賞した(感想を書くのがずいぶん遅れた)。原作を読んでから臨んだ。主演の二人に関しては年齢は10歳ぐらい上だけど、二人ほど役に合っている人はいないのではと思うほどぴったりだと感じていた。

 感想
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5回目の映画「容疑者Xの献身」

容疑者Xの献身 (2008)

監督

西谷弘

はじめに

5回目の「容疑者Xの献身」を観た。正直5回目なのかはよく分かっていない。好きな映画の一つではあるけれど2014年に4回目ぐらいを観て、6年間本当に観ていないのかも覚えていない。
5回ほど観ていたのにきちんと感想を書いていなかったし、今回観て初めて分かったこともあるので書き残しておこうと思う。

感想
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映画ドラえもん のび太の月面探査記

映画ドラえもん のび太の月面探査記 (2019)

原作

藤子・F・不二雄

監督

八鍬新之介

脚本

辻村深月

はじめに

好きなドラえもんの映画の脚本が辻村深月さんという驚きがあり、今年も絶対見に行くぞという気持ちになっていた映画ドラえもん。公開一か月前に小説が発売されたのでそれを読んでから映画に臨んだ。

感想
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映画「太陽」

映画「太陽」 (2016)

監督・脚本

入江悠

原作・脚本

前川知大

はじめに

戯曲「太陽」を映画化ということで観に行きました。劇団イキウメの前川さん、最近名前を知ったばかりなのですが、スーパー歌舞伎「空ヲ刻ム者」で作・演出したとか。行きたかったな!(そのころは歌舞伎に興味がなかったけど)

観に行くうえで1番注意して見ていたところは(宣伝目的以外で)「映画化した意味」です。

具体的には

  • 舞台で表現できない世界観を表現できているか

ということです(1個しか出てこなかった。箇条書きにした意味がない…)。当然、舞台では板の上で演じることしかできないので、観る側の想像が世界観を表現する上で大きく関わってくると思います。一方、映画だったら観ている側とそうでない側が世界観を共有できると思っています。小説でいうところの100人読んだら100通りの主人公の顔がある、みたいな感じです。

感想

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映画「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」

映画 ドラえもん 新・のび太の日本誕生 (2016)

原作

藤子・F・不二雄

監督・脚本

八鍬新之介

はじめに

いつも思うのですが、正式なタイトルって「映画ドラえもん 新・のび太の~」なんですかね…。それとも「ドラえもん 新・のび太の~」か「新・のび太の~」なのか。ずっと謎のままです。

この話はいいとして、1989年に公開された「ドラえもん のび太の日本誕生」は大好きな作品です。昨年公開された「ドラえもん  のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)」のエンディングが終わると次の作品の一部が分かるわけですが、そのときは全く分かりませんでした。しかし「スペースヒーローズ」の感想を見てみると「次は多分『日本誕生』のリメイク」というのを見かけて「日本誕生」を見て面白かったら映画を観ようという気持ちでいました。

そして5月に観ました。

小さいときに観たことがあったのにも関わらず、タイトルを知らなかったため観たことすら知らなかったという衝撃。まあ大好きな作品だったのです。

 藤子・F・不二雄ミュージアムでは映画公開に合わせて日本誕生の原画展が開催されているのでそこにも先月行きました。

 そして映画館に行く前日にも「日本誕生」を観て予習しました。

 

前置きがかなり長くなりましたが、感想に移ります。

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